週1回、夜だけ営業!幻の行列店「煮干まぜソバ 水」

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週1回、夜だけ営業!「中華ソバ 伊吹」から生まれた幻の行列店「煮干まぜソバ 水」

東京・志村坂上にある煮干しラーメンの名店「中華ソバ 伊吹」。こちらを毎週木曜日の夜だけシェアレストランしているのが「煮干まぜソバ 水」です。オーナー店舗である「中華ソバ 伊吹」と縁深いという謎の店主、マグナム・ゴンザレス氏が提供するのは、「煮干しまぜソバ」と「焼きにぼらーめん」。週1回のみの営業ということもあり、行列が絶えないけれど不思議なお店「煮干まぜソバ 水」をご紹介します。
※現在「煮干まぜソバ 水」は一時休業中。2018年11月頃より再開予定です。

オーナー店舗がすごい!煮干しラーメン界のカリスマ「中華ソバ 伊吹」

「煮干まぜソバ 水」をご紹介するにあたっては、その前にまずオーナー店舗の紹介をしない訳にはいきません。オーナー店舗は、あの煮干しラーメンの名店「中華ソバ 伊吹」煮干しラーメン界ではカリスマ的人気を誇る大人気店なのです。

「中華ソバ 伊吹」は、店主は三村悠介さんが東京の練馬・大泉学園駅から少し離れた、西大泉の住宅街の中の小さな地元商店が並ぶ場所にオープンした煮干しラーメン店。決してアクセスしやすいとは言えない場所にありながら、濃厚なスープの煮干しラーメンが口コミで評判となり、またたく間に人気の行列店となりました。近所の方しか利用しない素朴なお店が並ぶ中で、行列をつくる「中華ソバ 伊吹」はまさに異色の存在だったかもしれません。

一杯につき130gの煮干しを使ってつくられるという煮干しラーメンは、圧倒的な個性を放つ、一度食べたら忘れられない味。これだけの煮干しのダシの場合、苦みが当然出てきますが、「苦みも旨味と考えているので苦手な方はご遠慮下さい」という但し書きが書かれている通り、その苦みも癖になってしまう味でもあります。そして塩味もかなり効いています!また麺は三河屋製麺・低加水・細ストレート麺が硬めのゆで加減で提供され、煮干しスープとの相性も抜群という逸品です。

待望の夜の営業もスタート!板橋・志村坂上へ移転

しかし残念なことに、人気で行列ができる故、昔ながらの店舗が並ぶ場所ならではの近隣トラブル等も起こっていたようで、2013年3月に大泉学園駅から近い東大泉へ店舗が移転されます。駅からのアクセスはしやすくなったものの、西大泉時代よりもさらに席数が少ない6席ほどのお店だったことと、お昼だけの営業だったこともあり、ファンの方が「中華ソバ 伊吹」の煮干しラーメンを食べられるチャンスも少なくなってしまっていたようです。

その後、2014年の1月に、隣接する現在の板橋区、志村坂上へ再移転。志村坂上駅からは徒歩6分、カウンター席のみ7席の店舗ではありますが、大泉学園時代のお昼のみの営業から進化し、待望の夜営業が開始されました!しかし、お昼・夜といずれも2時間前後の営業で、さらにスープが終了次第閉店となってしまいます。人気の高さは相変わらずのため、行列に並ばずに食べられる日は現在でもほとんど無いといっていいほどの人気店です。

「煮干まぜソバ 水」の店主は謎の多いマグナム・ゴンザレス氏

これほどの人気を誇るオーナー店舗「中華ソバ 伊吹」を週1回、毎週木曜の夜のみシェアレストランしているのが、「煮干まぜソバ 水」です。2018年4月5日からの、毎週木曜の夜のみの営業がSNSでアナウンスされました。「中華ソバ 伊吹」の店主、三村さんとは特別な繋がりがありそうな謎の店主、マグナム・ゴンザレスさんがつくる看板メニューは、「中華ソバ 伊吹」の流れを汲んだ「煮干しまぜソバ」と「焼きニボラーメン」の2種類です。

「煮干しまぜソバ」は780円。「中華ソバ 伊吹」と同じ三河屋製麺のストレート細麺に、煮干しが凝縮された、なんとできあがりまで1週間を要するという秘伝のスープと、肉厚で直前に炙られて提供される炙り豚肉、刻み鶏むね肉、刻み玉ねぎ、ちぎった海苔を混ぜて食べるスタイル。貴重なタレスープで、パツンパツンとした食感の麺を混ぜていただく「煮干しまぜソバ」は、煮干しの味が全開なのに甘さと、少しのしょっぱさと、旨味が感じられます。まさにここでしか食べることができないのではないかという唯一無二の味です!

もう1つの看板メニュー、「焼きにぼらーめん」は800円。鶏と豚スープに、魚の出汁を加え、焼き煮干で追ってつくられているという、魚・煮干しの風味がスープの全面に出ているラーメンとなっています。その上には豚肉、玉ねぎが載っていて、「中華ソバ 伊吹」イズムを継承しつつも、煮干しのダシオンリーとは一味違った、焼き煮干しの風味の中にも鶏と豚の風味も感じられる絶妙のスープとなっています。
またこちらの味玉が一番美味しいのではないかという感想を持つ方も多い、トッピングの味玉も絶品!プラス100円なので是非つけあわせて食べてみてはいかがでしょうか。

まぜソバならでは!?ユニークな“替え玉”ならぬ“まぜ玉”も大人気

「煮干まぜソバ 水」では、“替え玉”というメニューがありません。替え玉の代わりになるのが、こちらも人気の“まぜ玉”(200円)です。
オーナー店舗「中華ソバ 伊吹」もまた替え玉はなく、“和え玉”が用意されています。これは、替え玉の麺の上に玉ねぎとチャーシュー、そしてラーメンのタレがかかったもの。そのまま混ぜて食べてもよし、ラーメンのスープにつけ、つけ麺的に食べてもよし、ラーメンの中に替え玉のように投入して食べてもよし、という自由に食べられるスタイルで提供されています。

「煮干まぜソバ 水」のまぜ玉は、「中華ソバ 伊吹」の和え玉にさらにタレが多めにかかっていて、同じように麺の上に具材がのったもの。そして「煮干しまぜソバ」とまぜ玉には、無料のトッピングが充実しているのが特徴です。イカ粉、カニ粉、カレー粉、マヨネーズ、刻みパクチー、ベビースターラーメンのような駄菓子など、遊び心も感じられるトッピングの中から数種類ほどが無料で提供されているので、「煮干しまぜソバ」と同様、まぜ玉でも味を変えて、飽きずに食べることができるのも人気の秘密なのかもしれません。こちらの無料トッピングは、「煮干しまぜソバ」と和え玉のみに使えるものなのでご注意下さい!

激戦必至!稀少なスープのため当日の提供数をSNSで告知

「煮干まぜソバ 水」の「煮干しまぜソバ」のタレや「焼きにぼらーめん」のスープは、それぞれ大量に仕込むことは難しいため、毎週木曜日に当日の提供可能数をゴンザレスさんがSNSで告知してくれています。平均的な目安としては、「煮干しまぜソバ」が30杯前後、「焼きニボラーメン」が10杯、まぜ玉は50玉程度。しかし手づくりで手間と時間をかけてつくられているので、提供数がさらに少なくなる場合もあるのです。

並んででも食べたいと遠方から訪問するファンの方も絶えないという「煮干まぜソバ 水」。
週1回だけのチャンス、さらに提供数も限られるとくれば、確かに激戦は必至。オープン前からお店に並ぶことができなければ、確実に食べることは難しいかもしれませんのでご注意を!

またオーナー店舗の「中華ソバ 伊吹」の店主三村さんと、「煮干まぜソバ 水」店主のゴンザレスさんの不思議な関係や、なぜ超人気煮干しラーメン店「中華ソバ 伊吹」をシェアレストランできるのか?という疑問は、お店に赴けば全て解決できるかもしれません。色々な意味で幻の「煮干まぜソバ 水」。煮干しラーメンが好きな方はぜひ訪れてみてほしい名店です。

店舗情報

  • ※2018年7月現在休業中、2018年11月頃より再開予定。
  • 店舗名:煮干まぜソバ 水
  • 住所:東京都板橋区前野町4-58-10 見次パークマンション 1F
  • 営業日:毎週木曜夜のみ※現在休業中、2018年11月頃より再開予定。
  • ※木曜夜も「中華ソバ 伊吹」は営業しています。
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