シェアレストランなら「神出鬼没」な営業スタイルも可能!【中華そば 梟】

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不定期で数日間だけ、どこかの飲食店で間借り営業をする。そのようなスタイルの飲食店をやってみたいという方もいらっしゃるかもしれません。実はシェアレストランによってこのような営業スタイルを取っている飲食店は実際に存在します。こちらでは、神出鬼没な間借り営業スタイルから実店舗をオープンするに至った人気のラーメン店「中華そば 梟」について、シェアレストランのメリット、活用法などについてお話していきます。

店舗を持たなくてもオープンできるシェアレストラン

飲食店をオープンしたいけれど、資金が足りないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
飲食店を始めるとなると店舗を賃貸するだけではなく、厨房の工事をしたりテーブルや椅子などを用意したりと多額の初期費用がかかってきます。ですから一度飲食店オープンに向けて準備を始めてしまうと、もし飲食店がうまく軌道に乗らなくても後戻りをすることは難しいでしょう。 本格的に飲食店をオープンする前に軌道に乗るかどうかを見極めたい、店舗を賃貸することなく飲食店をオープンしたいなどという方におすすめなのが「シェアレストラン」で飲食店をオープンする方法です。
シェアレストランとは、使っていない時間帯の飲食店を間借りし、その間だけ自分のお店を営業するという方法。シェアレストランなら厨房や机、椅子などは既存のものを借りることができるため、提供する料理の材料費や賃貸料金の一部など最小限の負担で済むというメリットがあります。 シェアレストランは、飲食店を持つのが夢だったけれど資金面の折り合いがつかずに諦めていた方、本格的に飲食店を持つつもりはなく、空いた時間だけ飲食店をやってみたい方、休日だけ副業として飲食店を始めたい方にもおすすめのサービスと言えるでしょう。
また、シェアレストランは飲食店を時間貸ししたい方にも注目して欲しいサービスです。使っていない時間帯の店舗を貸出するだけで賃貸料金の一部を得ることができるというメリットがあります。

間借り、シェアレストランにもさまざまな活用方法が

時間貸し店舗を利用した間借り、シェアレストランで営業している飲食店が多いジャンルとして、カレー店やラーメン店などがあります。特に間借りで営業しているカレー店は「間借りカレー」「ヤドカリカレー」などとも呼ばれ、大阪などから徐々に広がりを見せています。 そして、シェアレストランの方法や活用方法はさまざま。例えば、夜のみ営業しているバーや居酒屋などを昼間だけ間借りして営業する方法や、決まった曜日だけ間借りして週に1回だけ営業する方法、日中営業している飲食店を夜だけ間借りする方法などがあります。
なかには、間借り先を固定しない神出鬼没な飲食店も。月に1度だけあるお店で何日か営業をしたら別の月には別のお店で間借りをするなどの方法を取っているため、なかなか食べに行くことができないレア感が話題となることもあります。 このように、シェアレストランなら週に1回だけ、昼間だけ、週末だけ、月に何日かだけなど、ご自分の好みのスタイルで飲食店をオープンすることが可能です。飲食店を貸出する側にとっても、短時間だけ貸し出す、週に1日だけ店舗をシェアするなど都合に合わせて貸出ができる点も魅力と言えるでしょう。

実店舗オープン時には「居抜き店舗」に注目

シェアレストランで実際に営業をしてみると、どのくらいお客様を獲得することができるか、どのくらいの利益を得ることができるか、軌道に乗りそうかどうかなどがある程度分かって来るでしょう。シェアレストランで飲食店を営業してみて、脱サラをして自分の店舗を持つ決心がついた、お店に常連さんが増えてきたという場合には、実店舗を持つことを考えてみても良いかもしれません。 実店舗を持つにあたっては、「居抜き店舗」の利用を検討してみるのがおすすめです。
居抜き店舗とは、以前にその物件を利用していた飲食店のオーナーが、設備や造形などをそのまま残して行った店舗のこと。飲食店として利用していた物件ならば厨房が残っていることも多く、飲食店をオープンする際にその厨房をそのまま活用することも可能です。 厨房や設備などを一から造るとなると多額の工事費がかかりますし、オープンまでにかかる時間も長くなりがちです。しかし居抜き店舗を利用することにより工事費などを大幅に抑えることができ、大掛かりな工事がいらない分オープンに要する時間が短くて済むというメリットがあります。
居抜き店舗の設備や造形などは無償のケースもありますが、無償ではないケースもありますのでその点は注意してください。 そして居抜き店舗は退去する側にとってもメリットが。
通常は退去の際に設備等を全て撤去して原状回復をしなければなりませんが、居抜き店舗として次のオーナーに入居してもらうことができれば、原状回復をする必要が無く、その分の費用を抑えることが可能になります。また、設備などを次のオーナーに買い取ってもらえた場合には、収入を得ることができるでしょう。

神出鬼没な営業スタイルが話題となった「中華そば 梟」

「中華そば 梟」は、間借り営業から実店舗を持つに至ったラーメン店です。その間借りスタイルは独特。通常は昼間だけ、平日だけ、決まった曜日だけというスタイルでシェアレストランをする飲食店が多い中、中華そば 梟はオファーがあった時に、数日間間借り営業を行うというスタイルを取っていました。間借りをするラーメン店も中華そばむら田、麺処にそうなどその時によって変わるため、なかなかお目にかかることができない神出鬼没な間借りラーメン店として話題となりました。 間借り営業が決まったらTwitterやInstagramなどでお知らせをするという形となっているため、ファンはこまめにSNSで次の営業日をチェック。Instagramのフォロワー限定のラーメンなども登場しました。
そのような営業スタイルを取っていた中華そば 梟でしたが、ついに間借り営業を終了。間借りをしていた麺処にそうが使っていた店舗に、2018年6月1日から晴れて実店舗をオープンしました。店頭には、暖簾の代わりにふくろうの絵柄の入ったTシャツが飾られています。
神出鬼没な間借りスタイルから、ついに実店舗オープンへ。これからシェアレストランを始めたい方にとっては、このような成功例があるという事実は心強いのではないでしょうか。

どこか懐かしいアジ煮干中華そばを提供

中華そば 梟のメニューは基本的に、中華そばと辛いそばの2種類。中華そばのスープはアジ煮干や醤油、鶏などが香り、優しい風味がどこか懐かしさも感じる定番の味わい。そして、豚肉、鶏肉の2種類のチャーシュー、茗荷、お麩がトッピングされています。茗荷、お麩など個性的なトッピングに、定番ながら新しさも感じられる一杯と言えるでしょう。 そして辛いそばは、ただ辛いだけではなく辛さの中にも旨みのあるスープが楽しめる一品。豚肉と鶏肉のチャーシュー、お麩、玉ねぎなどがトッピングされています。
別売りのトッピングとして懐かしの固ゆで玉子をつけることも可能。半熟の玉子を乗せるラーメン店も多い中、あえて固ゆで玉子を提供しているところに店主のこだわりが感じられます。そのほか白ごはんや肉ご飯といったサイドメニューや、缶ビールを一緒に楽しむこともできます。
期間限定でつけ麺や冷やし中華など、限定メニューが登場することもありますから、Twitterなどをこまめにチェックしておくのが良さそうです。

店舗情報

  • 店舗名:中華そば 梟(ふくろう)
  • 住所:東京都大田区東矢口3-1-11
  • 営業時間:11時~16時、18時~21時
  • twitter
  • instagram
  • 食べログ

■軒先レストラン
軒先レストランとは、飲食店の使われていない時間を間借りできるサービスです。
これから飲食店をはじめたい開業希望者が、既存の飲食店の空き時間を利用して開業できる間借りレストラン(シェアレストラン)サービス。
飲食店を貸出たい方も登録して貸出することもできます。
軒先レストラン公式HP:https://business.nokisaki.com/cp/restaurant