間借り営業から完全独立へ!美人店主が切り盛りする「麺処あす花」

1151

自分の飲食店を持つことを夢見ている方の中には、飲食店をオープンしたらどのくらいお客さんが来てくれるのか、飲食店を一人で切り盛りできるのかなどをあらかじめ見極めておきたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような方におすすめしたいのが「シェアレストラン」です。シェアレストランとは、使っていない時間帯の飲食店を間借りしてその間だけ飲食店を始めるスタイルのことです。今回は、居酒屋での間借り営業から独立を果たした「麺処あす花」についてご紹介します。

「シェアレストラン」なら開店前の腕試しにも最適

飲食店をオープンするにあたっては、料理をお客様に提供するタイミングや会計など、実際にやってみないと分からないこともいろいろとあるでしょう。飲食店をオープンしてしまってから、料理を出すタイミングが遅い、会計のミスが多いなどの手際の悪さ目立ってしまうと、お客様がもう二度と足を運んでくれなくなってしまうかもしれません。最近では飲食店に関する口コミサイトやSNSなどの影響で、良くない噂がすぐに広がってしまう可能性もあるでしょう。

このようなことにならないために、自分の飲食店をオープンする前にお試しでやってみたいという方におすすめなのが、「シェアレストラン」です。
シェアレストランとは、別の飲食店が使っていない時間帯に間借りをさせてもらって営業するスタイルのこと。厨房やテーブル、椅子などの設備をそのまま使えるため、オープンするにあたってほとんど費用がかからないというメリットがあります。
脱サラをし、多額の初期費用を投じて自分の飲食店を持ってから「失敗した」と思っても、もう後戻りはできません。

しかしシェアレストランなら、土日など今の仕事が休みの日だけ営業してみて、飲食店を切り盛りすることが自分に向いているのか向いていないかといった腕試しとして活用することもできます。もしも向いていないと感じたら、後戻りしてまた元の仕事を続けていくことも可能です。
これから自分の飲食店を持つにあたって腕試しをしてみたい、気軽に飲食店を始めたい、空いた時間に副業として始めてみたいなどという方は、ぜひシェアレストランを活用してみてはいかがでしょうか。

「シェアレストラン」は店舗を貸出する側にもメリットがある!

飲食店をシェアして、厨房や設備を借りて営業する。このように聞くと、シェアレストランは間借りする側にばかりメリットがあるように映るかもしれません。
しかし、シェアレストランは飲食店を貸出する側にもメリットがあります。

現在の店舗が賃貸である場合、店舗を時間貸しする飲食店の店主に店舗物件の賃貸料金の一部を負担してもらうことで、賃貸料金の負担が軽減されます。店舗が賃貸ではない場合にも、空いた時間に貸出することによって収入を得ることができるでしょう。飲食店の売り上げをもう少し伸ばしたいけれどなかなか難しいという場合にも、シェアレストランは有効な手段と言えるでしょう。

ただし、店舗が賃貸物件の場合には、貸主に無断で時間貸しをしてしまうと契約違反になってしまう可能性があります。そのようなことにならないためにも、間借りのマッチングサービスなどを利用するのがおすすめです。
飲食店を間借りしたい方、店舗をシェアしたい方、空いた時間に店舗を時間貸ししたいという方は、ぜひ間借りサービスを活用してみてください。

いざ独立!店舗の物件選びは「居抜き店舗」も視野に

シェアレストランで営業してみてうまくいきそうだと感じたら、独立をして実店舗を持つことを考え始める方もいらっしゃるでしょう。また、まだ間借りでやっていきたいと思っていたけれど、店舗を時間貸ししてくれていた飲食店の閉店が決まってしまった・・・などという不測の事態も起こりかねません。

ゆくゆく訪れるであろう独立の時には、まずは物件探しから始めることになります。その際、一から厨房や設備、造形などの工事を行うと多額の費用がかかってしまいます。さらに、工事に長い時間を要してしまう可能性もあるでしょう。
できる事ならなるべく短時間でオープンしたい、初期費用もできる限り抑えたいという方におすすめなのが、「居抜き店舗」の利用です。
居抜き店舗とは、以前に入居していた飲食店が設備などを残したまま退去した物件のこと。もともと飲食店だった物件なら厨房などがそのまま残っていることもあり、飲食店をオープンするにあたってそのまま活用することが可能です。内装が残っている場合、デザインが気に入ればそのまま利用することで、初期費用を大幅に抑えることができるというメリットがあります。

美人店主が新橋の居酒屋で間借り営業していた「麺処あす花」

割烹着姿の美人店主が間借り営業をしていると話題になったラーメン店「麺処あす花」。麺処あす花は、間借り営業を経て実店舗をオープンするに至ったシェアレストラン成功例の一つと言えます。
麺処あす花は、2016年5月から東京新橋の居酒屋「東京酒場一八屋台」にて間借り営業を行っていました。間借り営業をしていた当時の営業時間は11時30分~13時30分というお昼の時間帯2時間のみので、第1、第3土曜日と日曜、祝日は定休日という形。さらに、月に数回、不定期で夕方から夜に予約制の居酒屋営業も行っていました。

そんな麺処あす花を一人で切り盛りするのは、ラーメン店で修業をした経験がある若い女性店主。割烹着の似合う美人店主が作る女性らしい優しい味わいのラーメンは、新橋のサラリーマンの間でも話題となりました。
そして2018年3月に、新橋の居酒屋でのシェアレストラン営業を終了。2018年5月16日に間借り先の居酒屋から独立し、水道橋(千代田区西神田)に実店舗をオープンしました。実店舗の場所は、水道橋駅、神保町駅、九段下駅からそれぞれ徒歩5~6分前後という好立地です。
基本的には店主一人で営業をしているため、セルフサービス方式を取り入れるなどの工夫がされています。このようなシステムは、これから一人で飲食店をオープンしたい方にとって参考になるのではないでしょうか。

女性らしい優しさあふれるスタンダードなラーメン

麺処あす花のラーメンはスタンダードさが特徴。基本のメニューである「らーめん」のスープは、鶏ガラとしょうゆがベースのシンプルで優しい味わいです。麺はスープとよく絡むストレートの中細麺が使用され、トッピングにはチャーシューや穂先メンマ、ほうれん草、ネギ、海苔が美しく添えられています。

ラーメンのメニューはベーシックな味わいのらーめん、味玉らーめん、特製らーめんのほかにも、辛さが楽しめる赤いラーメン、味玉赤いラーメン、特製赤いラーメン、あっさりとしたしおらーめん、味玉しおらーめん、特製しおラーメンがあります。ラーメンのだしで炊き上げた「出汁炊きご飯」が無料でサービスしてもらえるのも嬉しいポイントです。
グランドメニューのほかにも、季節やイベントなどに合わせた限定麺が登場することも。夏の時期には冷やし(冷たいしおらーめん)を味わうこともできます。

別売りのトッピングには味玉子、穂先メンマ、チャーシューなどがあり、ほかにも100円で麺とスープを大盛りにすることも可能です。
さらに、ラーメンのお供としてマヨ玉まかない丼やピリ辛まかない丼などのご飯ものや、アルコール類を楽しむことができます。

店舗情報

  • 店名: 麺処あす花
  • 住所:千代田区西神田2-5-8
  • アクセス:JR水道橋駅西口から徒歩5分、地下鉄神保町駅から徒歩5分、地下鉄九段下駅から徒歩6分
  • 営業時間:11時30分~15時
  • 定休日:第1、第3土曜日、日曜、祝日定休
  • 電話:03-3234-6166
  • facebook
  • twitter
  • 食べログ