間借り飲食店 成功への道「間借りの工夫⑤」自分が商品!?

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テクノロジーの進化で今後ますます便利な世の中になる一方、自動化が進み多くの仕事がなくなっていくそうです。しかし、我々飲食業はAIやロボットで代替えする事が難しいと言われております。その理由は何でしょうか?

「普通すぎる」

食べログなどでよく見るクレームです。今は同じ人が、チェーン店に行き、食べログ高順位店に行き、地元の人気店に行っています。食の選択肢が増えて、飲食店は比較対象にさらされます。昔は普通で充分でした。そこそこ美味しくて、いろいろ揃った総合居酒屋などがもてはやされた時もありました。今は飲食店のレベルも上がり、おいしいお店が増え、逆に美味しくないお店を探す方が大変です。お客様の好みも多様化して少々美味しいくらいでは「普通だ」と言って満足しない方が増えました。
飲食店そのものも客の好みに合わせて多様化しています。業種業態はどんどん細分化され専門化されつつも、何かが流行ると皆が一気に飛びつき、あっという間に専門性は薄れて陳腐化されていきます。

「みんなどうしているの?」

さて、そんな現代の外食環境の中でも人気を得ている間借り店を調べてみました。

<アンドカリー>

間借りは、どうしても看板が弱いため一見さんではなく、多くのファンを作らなくてはなりません。毎日のように場所を変えている「流し」となると「追っかけ」レベルのファンが必要です。そんな「流し」スタイルで人気を得ていたアンドカリーさんなんかを見ると完全に、店=自分のブランドになっています。ユーチューバーやタレントと同じですね。

<スパイスドランカーやぶや>
https://magazine.tabelog.com/articles/39439
その経歴と人柄からオープン前からSNSで話題沸騰の期間限定の間借り店です。結局私も予約が取れずに伺うことができないまま閉店してしまいました。またいつかどこかで開業されるのでしょうが、いきなり予約の取れない人気店に至るのは必須です。
この二店舗の共通点はご自身をブランドにしているところです。

この人が作ったものは間違いないんだろうな
この人が作ったものを食べたいな
この人と話してみたいな

そんな風にお客様の信頼を得られるのは、なんだかかっこいいですね! 間借りは自分のブランド、店のブランドを作るのに最適です。「個」を主張せざるを得ないが故に個を磨くのに最適な環境です。お客様に好かれる努力が必要な人気商売です。となるとなかなか機械化や自動化は難しそうですね。

「では、どうするか?」

いかに自分を売るのか?
いかに自分に価値をつけるか?
自分の得意分野は何か?
自分は何に生きがいを感じるのか?

インパクトのある商品開発に生きがいを見出す人
有名店に修行をして血統を磨く人
あの手この手で開業前にフォロワーを3,000人確保したり、インフルエンサーや メディアといい関係を築く人 とりあえず、自分のやりたいジャンルの類似店を 100店回る人
自分で汗水流してビラを配って、必死に呼び込んで調理して、笑顔で接客する人
個人があまり前に出ないチェーン店との差別化のため、とことんお客様とコミュニケーションする人

その人の考えにあったいろいろなやり方はあるでしょうし、確立するには時間がかかるケースがあるかもしれませんが、シェアレストランを通じてご自身のブランディングに成功さえすれば、あとはやりたい放題です。ブランドを更に際立たせるような新店投資をしてもいいでしょう。お客様はどこまでもついて行きますから。何はともあれ、これからは飲食店も小さく始めてブランディングです。

外食は先駆的な業態開発に成功しても、すぐに模倣されてしまう業界です。「外食はパクるのはOK」、そんな文化があるのも事実です。ただし、「自分」という商品だけは流石に模倣されませんよね?もちろん、AIやロボットで置き換えることも出来ません。
さて、間借り開業を機に自分ブランディングしてみてはいかがでしょうか?シェアレストランでの開業が皆様の自己実現に繋がれば幸いです。シェアレストランマガジンはそんな皆さんのチャレンジを応援します!
■軒先レストラン

軒先レストランとは、飲食店の使われていない時間を間借りできるサービスです。
これから飲食店をはじめたい開業希望者が、既存の飲食店の空き時間を利用して開業できる間借りレストラン(シェアレストラン)サービス。
飲食店を貸出たい方も登録して貸出することもできます。
軒先レストラン公式HP:https://business.nokisaki.com/cp/restaurant


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