間借り営業6年目!伝説の間借りカレー店「まんぷくカリー24」が神保町に移転オープン!

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間借りカレーブームに沸く昨今。それより遥か昔から間借りカレー店を続けている伝説の店舗が「まんぷくカリー24(にじゅうよん)」です。チームで運営する「まんぷくカリー24」の歴史は、2019年の現在6年目に突入!取材当日も店頭にスタッフ斎藤さんが立ち、通りかかる方に明るく声をかけ、クーポン付きのビラを渡して呼び込みをされていました。店長の黒崎壽文さんに、間借り営業を長く続ける上での秘訣や苦労などをお伺いしました。

◆飲食業界未経験のまっさらな状態から間借り営業をスタート

「“まんぷくカリー24”は、間借りカレーブームが起こる随分前から営業を開始されましたね。」

始めたのが2013年なので、6年前になります。当時仲良くしていた方が赤坂見附で飲食店を経営していて、昼の時間が空いているのでやってみないかと声をかけて頂いたのがきっかけです。実は飲食業界はまったく初めての経験でしたが、良いお話だと思ってやってみることにしました。

「当初からカレーのお店だったのでしょうか?」

最初はつけ麺を提供していました。僕らは最初からチームで運営していて、諸事情でメンバーが変わったりしていった中で、つけ麺からカレーに自然とメニューが変わっていきましたね。ただ、みんなでメニューを相談して考える時も一番人気だったのはカレーで思い入れもありましたし、「間借り営業とカレー」という相性の良さもあったと思います。

「“まんぷくカリー24(にじゅうよん)”」という店名の由来は?」

カレーの具材とスパイスをあわせると大体24種類になるので、その意味合いです。「まんぷくカリー24」として、赤坂見附では5年、オーナーが変わったのをきっかけに池袋に移転し1年、現在はこの神保町で2019年8月から営業しています。

「間借り営業をスタートさせた当時はどのような状況でしたか?」

やはり飲食業自体が初めてだったので、調理や運営のノウハウが全く無いのは苦労しましたね。ただチームで営業していましたし、色んな周りの方からアドバイスをいただいて、なんとかやっていけました。

◆付け合わせ&サラダ&ドリンクバーに日替わりデザート付で差別化

「メニューは“ランチ限定カリー”、税込1,000円ですね。」

はい。「豚の角煮カリー」「キーマカリー」「ハーフ&ハーフ」を提供していますが、おすすめはやはりハーフ&ハーフでしょうか。カレーの味などに関しては、当店の女性オーナーがかなり確かな舌を持っているので、彼女のアイデアを中心にメニュー開発を行っています。

「驚いたのですが、付け合わせのお惣菜やサラダ、ドリンクがフリーなのですね!」

ゆで卵、フライドポテト、揚げ物、炒め物などご用意しています。大変ではあるのですが、そこで他の間借り店との差別化が図れるかなと。その他に日替わりデザートもお付けしていて、これも好評を頂いていますね。 また池袋店時代にカツカレーがお客様にとても好評だったので、神保町店でも提供できるよう準備している所です。

◆最も力を入れている、店頭でのビラ配りとポスティング

「営業当初、集客活動などはどのように行っていたのでしょうか?」

WEBは勿論ですが、ランチの営業なのでどうしても近くのお客様に来て頂かないといけないので、地道に店頭でビラを配布したり、ポスティングしたりすることに一番力を入れてきました。今でもその方針は変わっていないですね。

「今日もスタッフ斎藤さんが店頭でお声がけをされながら、ビラを配られていましたね。私も頂きました!」

ビラにはクーポンをつける時もあって、例えば今だと「エビフライ1本プレゼント」を実施しています。

このプレゼントに興味を持って頂いて来店される方も多いので、これからもこういったビラ配りには力を入れて、継続していく予定です。

あとは、定期的に店舗を会場にした、2~3時間程度のランチカレー付イベントの共同開催をやっています。池袋で営業していた時、店が奥まったところにあり、より多くの集客をするには?と考えたのがきっかけですね。

神保町に移ってからはまだ試運転の状態ですが、集客的にかなり役立っていると思います。

◆間借りレジェンドともいわれる程、間借り営業を長く続けられている理由

「6年前という、間借りブーム前から長く続けられてきて、苦労した点はありますか?」 今までの間借り営業では、オーナーさんと上手く良い関係を続ける事がとにかく大切だったので、そこに一番気をつかっていました。ただ相乗効果のある関係でもあるので、空き時間の昼に僕らの店が営業することで、夜のオーナーの店が活性化するなど、Win-Winの関係でもあるんです。 例えばチラシを置きあったり、夜のメニューが壁にかかっていて、それをお客様に尋ねられたらオーナー店のチラシを渡して積極的に紹介したり、オーナー店舗と上手く関係を築いていけるよう努力しました。

「近年登場した、軒先レストランのような間借りシステムについてはどのように思われますか?」

6年前と比べると、すごくやりやすいですよね。やっぱり自分達で直接お店を探してオーナーさんと交渉する場合も、良いことも沢山ありますが、問題が起こった時は大変です。オーナーさんの都合や建物の都合でどうしてもトラブルが起こることはありますから、そういった時に間に企業が入って下さるのはとても安心できると思います。

「今後、店舗の運営はどのような展開を考えられていますか?」

間借りを続ける理由としては「関わってしまったから」という気持ちも正直あるんですが、ずっとやってきて間借りの良さを実感しているからという事もあります。まだまだ事業としては道半ばだと思いますが、もう少し突き詰めて、バージョンをもう2つ位アップできれば、良いビジネスモデルができるんじゃないかなと。 チェーン化するなどの縦横展開も考えていて、今後間借りで店舗を広げたいなと考えている中で、僕らがやっている事業で他に「クイックまつげエクステ(リンク先:http://quickeyelash.com/)」というものがあるんです。これは椅子に座ったまま、時々目を開けて確認でき、最短たった10分でマツエクができるというものなんですが、あくまで自分だけの意見の段階ではありますが、こういった事業でも間借りを上手く活用できないかと考えています。

◆従来の飲食業とは全く異なる間借りならではの方法論

「長く間借り営業を続けられる理由はどんな事でしょうか?」 同じ飲食業ではありますが、間借りは今までの飲食業のやり方ではなく、全く別のやり方で考えたほうがいいと思うんです。 例えば、通常の飲食店だったら夜に余った食材を上手く有効活用して、ランチを安く提供し、夜の集客に向けての宣伝に使う、という考え方がありますよね。でも間借りはそれとはまったく違うじゃないですか。 僕らは飲食がまったく初めてでスタートの時は大変でしたが、だからこそ従来の飲食業の枠にとらわれず、別の見方ができたので、今までなんとかやってこれたかなと考えています。

「貴重なお話をありがとうございました。最後に、間借りをこれから検討している方にメッセージをお願いします。」

たとえば将来的に自分の飲食店が持ちたいと思っている場合、1つのケースとしてはお店に入って修行して、店長になって、といった修行的な面がありますよね。そこからお店を始めるにしても開店費用もかなりかかると思います。 間借りの場合は色々な面でもう少しハードルが低くなると思います。初期費用を抑えて出店できるというのは大きな利点ですし、運営ノウハウを学ぶのも、例えばお昼出店だとしたら、夜のオーナー店舗さんと仲良くなって色々聞く事もできますよね。 短時間営業な事で、昼に数時間集中して営業して、その他の時間をダブルワークにあてたりできるのも良い点かなと思います。 自分の思い描いていた事業をやることや、実験的に何かしたいといった場合も非常にやりやすく、チャレンジしやすい。たとえ失敗したとしても、恐らくそこまで大きな傷にはならないのですぐに立ち直ることができます。間借りでお店をやろうかなと思う方がいらっしゃったら、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
■店舗情報
まんぷくカリー24(にじゅうよん) 神保町店
住所:東京都千代田区神田神保町1丁目4  イチヨンビルB1
Sol Amigo(ソル・アミーゴ)神保町店内
地下鉄神保町駅A5出口より徒歩2分
営業時間:11:00~14:00(L.O.)
電話:03-6852-8054
メール:info@curry24.net
HP:http://curry24.net/
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13237659/
■軒先レストラン
軒先レストランとは、飲食店の使われていない時間を間借りできるサービスです。
これから飲食店をはじめたい開業希望者が、既存の飲食店の空き時間を利用して開業できる間借りレストラン(シェアレストラン)サービス。
飲食店を貸出たい方も登録して貸出することもできます。
軒先レストラン公式HP:https://business.nokisaki.com/cp/restaurant
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