「弁当」と「うどん」の間借りハイブリッド経営とは?

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今ではおなじみとなった居酒屋や食堂の店頭で販売する「間借り弁当」。お昼には店頭に多くの会社員がお弁当を求めて列をなしています。その先駆者でもり、シェアレストランの仕組みを活かしたサテライトモデルを構築したのが「有頂天うどん」さんてです。
淡路町での間借り弁当
水天宮での間借り弁当
神保町の「有頂天うどん」で製造された弁当が各サテライトへ配達されます

大手弁当チェーンで要職を務められた小松オーナー(左)にインタビューを試みました。


「いきなりですが、間借り弁当の調子はいかがですか?」 おかげさまで売上が増加中です。販売員一人で出来ますし、投資が要らない。近くにもう一店舗探しています。
食べ応えのある500円均一の弁当
「よかったですーー、がんばって探します!ちなみに実店舗があるのに、なぜ軒先弁当を開始したのですか?」 販路を広げたいと思いました。店頭で弁当を始めたが、反応弱かったもので、テイクアウト需要の強い立地を探していました。

「シェアレストランで弁当販売する注意事項はありますか?」 夜の店の営業案内を聞かれますので、キッチリご案内出来るように努めております。 迷惑はかけたくないですし、オーナーにも喜んでいただきたい。逆にロゴを見て、有頂天うどんを聞かれる事もありますので、ご案内することもあります。 「いい関係ですね、今後の展開計画なども教えていただけますか?」 まずは、ここ神保町の有頂天うどんをキーステーションにサテライトでの間借り弁当をもう少し増やしていきます。経営効率を上げて、その後はこのモデルごと他のエリアでの展開を考えています!

あれから1年、新しい動きを聞きに行きました。

1年後の小松オーナー
「その後の経営状況はいかがでしょうか?」 お陰様で、間借り店舗ももう1店舗増えて実店舗1、間借り店舗3の合計4店舗となりました。もちろん自粛期間中は少し落ちましたが、テイクアウトは比較的堅調な方かと思います。 「水天宮の間借り店舗ではイートインも行っているのですか?」 はい、そうです。店頭に弁当を並べて、イートインではうどんを丼ものを提供しております。ワンオペで行うことで経営効率が更に上がりました。
全然ミニじゃないミニかつ丼とかしわとちくわ天うどん
インタビューを終えて
オーナーには忙しい中、急所ご対応していただき恐縮することしきりでしたが、本業のうどんが美味しいのはもちろんのこと、経験を活かした弁当販売は味や設計・運営などさすがの出来栄えでした。有頂天うどんさんの間借りと実店舗のハイブリット計画、今後もシェアレストランは応援して参ります! 有頂天うどんhttps://uchouten.shop/
https://share-restaurant.biz/