【映画監督の間貸しカレー&バー】シェアレストランオーナーインタビュー

304
コロナ禍を機に、通常営業から間貸しにシフトチェンジ。流行の最先端・南青山で、昼はカレー、夜は映画バーになるBAR CUT(バーカット)。今回、オーナーであり映画監督も務める谷健二さんにお話を聞いてみた。

昔からの憧れていた飲食店経営、売れるまでの期間限定と決めて開業

「会社員から飲食店の経営者に転身された理由は何ですか?」

独立した際の主目的は飲食店経営ではなく映画監督への転身でした。広告代理店時代に製作していた映画がいくつか賞をもらい、タイミング的に今だと思い2014年にフリーになりました。勢い半分だったこともあり、映画の仕事で生活できるようになるまで、学生時代に憧れていた飲食店を経営してみようと思ったのが始まりです。

「面白いですね。映画と飲食店、その後は順調でしたか?」

現在でもですが、試行錯誤の連続です。当初の予定だと今頃はお店を誰かに譲って、映画製作だけで生活しているはずでしたが、今でも時間のある時はお店に立っています。世の中そんなに甘くないですね(笑)でも、どちらも続けられているというのは誇らしいことかもしれません。映画だけでなく舞台にドラマにCM、さらには映画本の編集などその活動は多岐に渡り、お店も当初ランチは予定になかったのですが、気付いたら8年近くカレー屋さんをやっています。

「カレーランチを始めるきっかけはなんだったんですか?」

それこそ最初知り合いの俳優に間貸しをしていたのですが、あまりうまくいかなくなって… 始める前にアドバイスを求められた時にメニューを絞ったほうがよい話をしました。しかしサービス精神旺盛な方だったのか、タイ料理2品ではじめたのが気付いたら刺身定食まで出していたりして(笑)あと場所も駅から遠く集客が難しいと言われて… であれば自分でやってみようと思ったのがきっかけです。

「カレーは一から開発したのですか?」

元々会社員だったこともあり、営業先や主張先で美味しいカレー屋さんがあると行っていました。料理をするのも好きなので、知り合いやネット上でレシピを集めて当時いたスタッフを頼りに作り始めました。なかなか思った通りの味にならなかったのですが、何度もレシピを見直すことで、イメージ通りの味になりました。

「そうだったんですね。いただきましたが辛さの中にコクがありとても美味しかったです。」

「最後にシェアレストランにご掲載頂いた経緯を教えてください」

これまでも知り合いを中心に単発貸しをやっていて、需要があるのはわかっていました。そこでコロナ禍で中々お客さんが戻らない中、たまたまシェアレストランのサイトを見つけ登録しました。その直後から多数のお問合せをいただき、今はほとんどの曜日が埋まっています。いろいろな方に知り合えるとともに、担当者のサポートも厚く満足しています。今年は11月に映画の公開(映画『追想ジャーニー』)もあるので、バーをシェアしつつ、当初の予定通りに早く追いつかないとですね(笑)本日はありがとうございました。